修了生インタビュー
- 2年履修
2024年3月 専門職大学院 福祉マネジメント研究科 修了
任意団体 いそのさんち
役割から降りることを支え合える地域へ
―精神障がい当事者、家族、支援者が生きづらさを語る会Zの実践―
大学で学んだ知識と経験値だけで働くことに限界を感じていましたが、3年前の日本精神保健福祉士協会全国大会(北海道大会)をきっかけに進学を決意しました。専門職大学院は多分野から個性的で素晴らしい方々が集まっているので、様々な意見を聞き思考を深めることができました。取り組んだのは、役割を超えて生きづらさを語る会についてです。過疎地における地域活動の実践を振り返り、会に参加する当事者、家族、支援者の役割意識が変化していく過程とその要因を分析しました。結果をもとにした研究で学生研究奨励賞を受賞しました。今後は会の活動を続けながら、場の力を言語化する研究と結果を活かした地域づくりを実践していきたいです。
※掲載内容は取材当時のものです。
学問と仕事を両立する工夫
週末の有効活用
北海道の自宅から大学までは片道7時間半かかったので、週末は金曜日から2泊3日で上京し、日曜日の午後戻ってきて月曜日から働く日々を過ごしました。時間も体力もお財布も厳しかったのですが、それだけ価値のある貴重な時間でした。